Webデザイナーの楽しいこととつらいこと【体験談】
- 自分がWebデザイナーに向いているか・向いていないかを診断したい方
- 未経験からWebデザイナーに転職・就職したい方
- Webデザイナー初心者の方
- Webデザイナーに興味がある方
今回も現役Webデザイナーの私が私自身の経験を元に、
- Webデザイナーになって「楽しい」と感じたこと
- Webデザイナーになって「つらい・大変」と感じたこと
をそれぞれ4つずつご紹介したいと思います!
特に、これからWebデザイナーに転職・就職したい方には参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
Webデザイナーになって「楽しい」と感じたこと
- Webデザインの作業が楽しい
- 勉強をして出来るようになることが楽しい
- チームで働くのが楽しい
- クライアントからの『ありがとう』で仕事がさらに楽しくなる
Webデザインの作業が楽しい
私自身がWebデザイナーの仕事に向いているからそう感じるのだと思いますが、デザインをしたり、コーディングをしたりといった作業は楽しいです。
作業が楽しいと感じるかどうかは、仕事を選ぶ上でとても重要です!
それでも慣れてくると退屈してしまうこともありますが、常に『100%を超えるものを作ろう!』と意識すると、向上心が湧き、やりがいも感じます。
ちなみに、『どんな人がWebデザイナーに向いているか』については、下記記事で詳しくお話ししています。ぜひあわせてご覧ください!
勉強をして出来るようになることが楽しい
特に新卒の頃は、勉強をする度にどんどん色々なことが出来るようになることが楽しかったです。
Webデザインの技術は日々進歩しているので、Webデザイナーになってからも日々勉強し続ける必要があります。
でも、『Webデザインの作業が楽しい』と感じる人は、勉強もさほど苦にはならないと思います。
ただ、私の場合は、1社目がブラック企業だったので、仕事帰りや休日に勉強するのが体力的にはかなりキツかったです。
チームで働くのが楽しい
会社員Webデザイナーの場合、チームで仕事を行うことが多いですが、人間関係が良好だととても楽しいです。
一人だとずっとパソコンの画面に向かっているだけなので、『パソコンが友達…』という感じになりがちですが、仲間がいれば、雑談しながら作業したりすることもできます。これはメンタル的にとても良いです。
また、一人では解決が難しい部分も、チーム制であればチームメンバーに相談して解決できることもあります。
一人でやっていて解決できない問題にぶつかってしまった時は本当に大変なので、その点、チームだと安心です。
人間関係が良好だと楽しいですが、人間関係が悪いと最悪だと思います…
Webデザイナーという仕事に限らず言えることですが、働く上で、人間関係はめちゃくちゃ重要です。
クライアントからの『ありがとう』で仕事がさらに楽しくなる
たとえ大変な仕事であっても、クライアントから『ありがとう』と言われると、やっぱりすごく励みになりますよね。
クライアントに喜んでもらえた時は『頑張って良かったな』と思いますね!
私のビジネス上の師の一人から、『お金は感謝されながら稼ぐもの』と教えてもらったことがありますが、人に感謝されながら働けることはとても楽しいことです。
ただそのためには、クライアントと信頼関係を築くことや、どんなクライアントの仕事を受けるか見極めることが大事になってきます。
Webデザイナーになって「つらい・大変」と感じたこと
- 先輩からのキツイ指摘がつらい
- 『背中を見て学べ』的な職人気質がつらい
- ブラック企業での長時間労働・パワハラがつらい
- 横柄なクライアントへの対応がつらい
先輩からのキツイ指摘がつらい
新卒の頃は、先輩からの指摘がかなりキツかったです。
デザインの細かい部分や、ビジネスマナーなど社会人としてのルールに至るまで、かなり指摘されてきました。
自分のために言ってくれているのはわかっているんですけどね…。それでもキツかったですね…。
あまりに指摘が多いと、前向きに捉えることができなくなってしまい、只々落ち込むだけ、という日々もありました。
今になってみても、『あれは結構理不尽だったよな~…』と思うことが多々ありますが、先輩から社会人の洗礼を受けたからこそ、その後の辛いことにも耐えてこられた気がします。
仕事ができるようになるまでは、多くの会社で、最初は上司・先輩からの指摘が結構キツイ場合が多いので、それはある程度覚悟しておく必要があります。
ただし、人格まで否定してくるような指摘の場合はただのパワハラなので、そういった会社に当たってしまったら転職することをおすすめします。
『背中を見て学べ』的な職人気質がつらい
たまたま私のいた会社がそうだっただけかもしれませんが、基本的に仕事について懇切丁寧に教えてもらった記憶はあまりありません。
上司・先輩の『背中を見て学べ』という風潮がすごく強かったです。まるで職人のようですよね。
デザインスキルを習得するためには『真似る』ことが何よりも大切なので、理に適っていると言えばそうなのですが・・・
それにしても不親切だった・・・・
会社によりけりの部分もありますが、Webデザイナーはある程度、人に頼らずに、自分で創意工夫して勉強しながら、他人を真似してスキルUPすることも必要です。
ブラック企業での長時間労働・パワハラがつらい
労働環境は会社によって大きく異なり、たまたま私の運が悪かっただけなのですが、私が最初に入った会社は長時間労働・パワハラが当たり前のブラック企業でした。
自分の仕事が終わっても、部署全員の仕事が終わるまで帰れない。一人で帰ると、次の日に上司から応接室に呼び出される。というような会社でした…。
仕事が遅い社員の分の仕事も抱えて、毎日終電まで働いても、給与が増えるわけでもなく、もちろん残業代も出ませんでした。
だから、仕事が早い優秀な社員は馬鹿らしくなってどんどん辞めていく、という悪循環が起こっていました。
こんなアホなことしていても、会社としてはデメリットしかないと思うんですけどね。
ただ!こういう会社ばかりではないので、安心してください。
私が2社目に正社員として働いた会社は、ホワイト企業で、長時間労働やパワハラはもちろんありませんでした。
万が一、ブラック企業に当たってしまったら、さっさと転職しましょう。
横柄なクライアントへの対応がつらい
会社員Webデザイナーの場合は、基本的には『クライアントを選べない』ところがつらいですね。
『お客様は神様だから何を言っても許される』『お金を払っている側が偉い』と勘違いしている横柄なクライアントの対応をするのは、心のエネルギーをかなり消費します。
こちらの意見を全く聞き入れず、何回も修正させ、お金も払わない、というような最悪なクライアントにあたってしまうこともあります。
私が独立しようと思った理由の一つは、『クライアントを自分で選びたいから』です
こういった勘違いしているクライアントに当たってしまったら、断る権限があるならお断りしたほうが良いです。
断る権限がない場合は、淡々と対応をするだけにしましょう。したてに出たり、逆に言い争ったりしても時間の無駄なので、さっさと片付けるのが吉です。
ロボットになるしかないです・・・
まとめ:Webデザイナーの仕事は『楽しい』が勝る
- Webデザインの作業が楽しい
- 勉強をして出来るようになることが楽しい
- チームで働くのが楽しい
- クライアントからの『ありがとう』で仕事がさらに楽しくなる
- 先輩からのキツイ指摘がつらい
- 『背中を見て学べ』的な職人気質がつらい
- ブラック企業での長時間労働・パワハラがつらい
- 横柄なクライアントへの対応がつらい
労働環境は会社によって異なるので、上記で挙げたことがWebデザイナーという仕事のすべてに当てはまるわけではありません。
ただ、どの会社であっても、つらいことも楽しいことも両方あると思います。
それでも私は、10年以上このWebデザイナーという仕事を続けてこられたので、『楽しい』のほうが勝っていたのだと思います。
Webデザインの仕事が好きで、ホワイト企業のWebデザイナーに就職・転職できれば、おそらく楽しいことのほうが多いと思います!
なので、あまり不安になりすぎずに、就職・転職活動にチャレンジしてみてくださいね!